うま味成分が多いので、素材の持ち味を損ねずにうま味を足しやすい。みりんは身が固くなりやすい、焦げやすいといわれますが、身を固めてしまうようなベタつきもありませんし、焼き色も均質で上品な焼き色が付くのもいいですね。
材料 | 分量 |
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さんま | 2尾 |
白胡麻 | 少々 |
菊菜 | 1/2束 |
舞茸 | 小1パック |
<漬け込み用調味料> | |
妙楽割烹 濃厚熟成本みりん | 100cc |
淡口醤油 | 30cc |
<添えものは略す> | |
<焼き上げ時用調味料> | |
妙楽割烹 濃厚熟成本みりん | 20cc |
西塚さんが還暦を迎えたのをきっかけに「まだまだ挑戦し足りない」との気概とともに新たな挑戦をした新店。客席の設えだけでなく、バックヤードを広くとって自家製の味噌や発酵食品、スチームコンベクションを活用した調理法など、いっそうの創意ある料理に取り組んでいます。
茶の心を日本料理の原点とする西塚さんの今も変わらぬ矜持は「贅を尽くすのではなく、手を尽くしてこそ」。昼・夜ともおまかせのコースのみですが、季節の味をふんだんに取り込み茶人でもある西塚さんの美意識が生かされた「八寸」を軸に品数も豊富でバラエティ豊か。「少なめに」や「季節の食材を中心に」「アレルギーや苦手な食材を外して」といったリクエストにも応じています。
店の設えは、茶の湯から派生した数奇屋の技術や表現方法を採り入れられているものの、重厚さよりも潔い清々さを印象付けます。樹齢350年の霧島杉を使ったエントランス、吉野檜や欅の無垢一枚板を用いたカウンターや個室テーブルは本物ならではの存在感を纏いつつもまだ真新しい初々しさを併せもち、これから長い時を経るにしたがい空間の深みを増して成熟していくであろう予感をはらんでいます。
店名 | 日本料理ときわ |
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住所 | 東京都港区西麻布1-9-7 シュウエツレジデンスII 1F |
電話 | 03-3405-1237 |
営業時間 | 12:00~14:30、17:00~23:00 |
定休日 | 日曜日、祝日 |
席数 | 17席 |
主な客層 | 30~60代の男女、接待・会食客 |
予算の目安 | 昼 1万7,000円、夜 2万5,000円 |
開業 | 2020年6月 |