(東京/港区)
おいしい食事とワインが生活にとけ込むナパバレーの町がお手本
誰でも気軽に楽しめるカジュアルさが魅力
北は北海道から南は福岡まで、11の都道府県にイタリアンレストラン、バール、ステーキハウス、バー・ラウンジ、カフェ、フードコートなど40店舗ほど展開しているスティルフーズが、唯一手掛ける本格的アメリカンレストランがここ「ロティ東京ミッドタウン」。2007年、大型複合施設である東京ミッドタウンの誕生と同時に、"アメリカンワインバー&ブラッセリー"をテーマにオープンした。同店を含めて都内3店舗をマネジメントする統括支配人の会沢崇さんは、「イメージとしてはバーよりもレストランに近いかもしれません。アメリカの料理をカジュアルに召し上がっていただきながら、本格ワインも楽しんでいただける、そんなお店を目指しています」と語る。アメリカの料理にはさまざまなものが含まれるが、メインはやはり肉を主体としたメリハリの効いた味つけのメニューだ。
開業にあたり影響を受けたのは、カリフォルニアワインの産地として知られるナパバレーにある小さな町の数々。1960年代の町並みをいまに残し、良質のワインとおいしい料理がごく当たり前に日常生活にとけ込んでいる、生活のスピードも緩やかな場所である。「ロティ東京ミッドタウン」の店内はそうしたノスタルジックな雰囲気が、木目やステンドグラスを用いた内装で表現されている。
お店の手前側をワインバー、奥側をアメリカンブラッセリーと区分けすることでそれぞれの空間に統一感が生まれ、より居心地の良い雰囲気ができ上がっている。また、1日をランチタイム、カフェタイム、ディナータイムに区切っており、ライフスタイルに合わせて楽しめるのも魅力だ。
ロティオリジナル ロティサリーチキン 1,800円
レッドワインバーガーと並ぶ看板メニュー2強の1つ。香りの高いオリジナルブレンドのスパイスとガーリック、レモンで味つけた1/2羽分のローストチキンはとてもやわらか。ソースはガーリックハーブ、マッシュルーム、タラゴン、バーベキューの4種から選べる。マッシュポテト添え。同じロティサリーチキン1/4羽分を「シーザーサラダ」「本日のパスタ」のそれぞれと合わせたランチメニュー、「コンビネーションプレート」の人気も高い。
ロティのコブサラダ レギュラー1,600円 ハーフ 1,000円
アメリカのサラダの代名詞ともいえるコブサラダは、ランチメニューとしてもディナーのアラカルトメニューとしても絶大の人気を誇る。大きなプレートにたっぷりのレタスを乗せ、その上にベーコン、チキン、キュウリ、トマト、ゆで卵、チーズ、オリーブなどを彩りよく並べた。ドレッシングはコクのあるブルーチーズかマイルドなハニーマスタードのどちらかをチョイスする。平日のサラダランチは「コブサラダ」含め3種あり、パン・スープ・ドリンク(おかわり自由)つきで1,300円とお得。
オーストラリア産リブロースステーキ 300g 3,000円 150g 1,700円
この9月に登場したリブロースステーキは、スティルフーズの旗艦店である「37Steakhouse&Bar」でも定評のある、やわらかく、うま味の強い肉。表面の焼き目がこうばしく、中はジューシー。ソースはレッドワインペッパーコーン(写真)、タラゴン、ホースラディッシュから選べる。
住所 | 東京都港区赤坂9丁目7番4号 東京ミッドタウンガレリア |
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電話 | 03-5413-3655 |
営業時間 |
ランチ 11:00~15:00 カフェ 15:00~17:00 ディナー 月~金曜 17:00~24:00 (Food 22:30 L.O./Drink 23:00L.O.) 日祝 17:00 ~23:00 (Food 22:00 L.O./Drink 22:00L.O.) |
定休日 | 東京ミッドタウンの営業に準ずる |
席数 | 41席 |
1日の客数 |
ランチ・カフェ:平日 近隣の会社やショップに勤める人 休日:家族連れ、カップル ディナー: カップル、外国人、ワイン目当ての人、 東京ミッドタウンの住人 |
主な客層 | 近隣の会社員、観光客。夜は40~50代、土曜は家族連れが多い |
予算の目安 |
ランチ 1,000~1,500円 ディナー 4,000~5,000円 |
開業 | 2007年3月 |
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