【スペイン料理】ブエナビスタトーキョー[BUENA VISTA TOKYO]

(東京都/港区)

「ブエナビスタトーキョー」は2018年にオープンした、瀬戸内をテーマにした‘食’のアンテナショップ「ポンテせとうみ」2Fにあるスペイン・バル。瀬戸内海産の魚介や徳島県産の阿波牛、季節の味を伝える旬の野菜など、四国をはじめ国内産の新鮮な食材を使ったスペイン料理と、ワイン、ビール、日本酒を提供しています。同店が生産者を応援する姿勢は国内に限らず、スペインの農園で生産・生成されたオーガニックのエクストラヴァージンオリーブオイルを取り扱うなど、海外と日本の‘食’を繋ぐさまざまな取り組みも行っています。おいしさはもちろん、盛り付けの美しさでも人気のお料理について、店長の山川秀之さん、シェフの木村重行さんにお話をうかがいました。

 
クローズアップメニュー


瀬戸内魚介のパエリア 1,800円(税別)2人前より
スペインの代表的な料理として知られるパエリアは人気メニューのひとつ。食事メインの方ならば必ず注文する料理であり、お酒を楽しむお客様にも締めの一品として欠かせません。パエリア鍋は注文人数に応じて大きさを変えます。今回は、2人前を調理していただきました。ブエナビスタトーキョーでは、このほか「烏賊墨」「時鮭とイクラ」「渡り蟹」のパエリア、さらに鶏肉やきのこが入った「山のパエリア」を提供しています。


技のポイント1
  

魚介の旨味をさらに引き出す濃厚なだし

パエリアの材料は、トマトペースト、にんにく(オリーブオイル漬け)、生ハムのみじん切り、玉ねぎ、生のパプリカ、鯛の骨とミルポワ(香味野菜をいためたもの)でとった魚介のカルド(だし)、生米、オリーブオイル。この日の魚介は真鯛のカマ、ムール貝、ホンビノス、手長海老(背わたを取ったもの)。トマトペーストは、トマトソース、サフランを合わせています。カルドは真鯛2尾分の骨を3時間かけて煮出したもので、魚の旨味が凝縮されています。
 
技のポイント2

  

トマトの旨味と魚の旨味で味を構成

玉ねぎを油で弱火でさっと炒め、にんにく、生ハムのみじん切りを加えてさらによく炒めます。火が通ったら、トマトペーストを入れて火を通し、魚介のカルドを加えます。

  

カルドの分量の目安は、パエリア鍋の内側にある把手のリベット。リベットに少しかぶるくらいまで注ぎ、そのまま煮ます。
 
技のポイント3

  

すべての具材から出た旨味が味わいに

鍋が沸いてきたら、生米を十字形に入れて、スプーンの先でまんべんなく鍋底に広げます。

  

5分ほど煮詰めながら塩で少し薄めに調味します。ふつふつと泡立ってきたら米が煮えかけてきているので、魚介をのせていきます。

  

真鯛、貝類、手長海老の順で、仕上がりを考慮して美しく盛り付けていきます。

技のポイント4

 

絶妙の火加減からオーブン加熱で仕上げ

魚介をすべてのせて煮るうちに、魚介からも煮汁が出てきます。様子を見ながら、具材に火が通りきらないうちに190℃のオーブンに入れ、12分ほど焼きます。

 
水分がほぼなくなって、表面にごはんが見えてきたら出来上がり。おこげができる程度がおいしいが、焼きすぎないことがおいしさの秘訣です。ピメントン(スペイン産パプリカパウダー)をふり、レモンを添えて供します。

 
オススメメニュー1
タパス盛合わせ5種 1,480円(税別)
日によって内容が変わるお楽しみメニューです。写真は、ピストマンチェゴ(スペイン風ラタトゥイユ)、徳島県産阿波尾鶏のテリーヌ、ハモンセラーノ(スペイン生ハム)、ポテトサラダ、オリーブマリネとピクルスが盛り合わせになっています。盛り合わせは3種(980円)もあります。
 
オススメメニュー2
トルティージャ 1,180円 ハーフ600円(税別)
スペインを代表するタパスのひとつで、スペイン風オムレツとして知られています。フライパンで厚焼きに作るものが多いのですが、ブエナビスタトーキョーではシェフが「丸にこだわる必要はないのでは」と日によって違う形で出すことも。この日は四角く作って切り分け、美しく盛ってあります。中身はじゃがいもとにんじん。写真はハーフです。
 
  • お店紹介

    「当店ではタパスと日本酒のペアリングや、4種類の生ビールもお楽しみいただけます」と語る店長の山川秀之さん(右)とシェフの木村重行さん(左)

    「ブエナビスタトーキョー(BUENA VISTA TOKYO)」は、四国をはじめとする国内産の新鮮な食材を生かした料理と合わせてお酒を楽しめるレストランの味をビストロ感覚で提供するバルです。スペインワインの品揃えに加えて4種類の生ビール、さらに国際利き酒師・日本酒マイスターが選んだ全国各地の日本酒まで、気分や嗜好に合わせて飲み物を選べます。「ブエナビスタトーキョー」の人気メニュー「しらすと玉ねぎ」や「ソフトシェルクラブ」のアヒージョは、バゲットにつけてよし、ビールのおつまみによし、止まらなくなるおいしさです。さらに、海老や烏賊など魚介の「FURITOS(スペイン風天ぷら)」や温製の肉料理「鴨のロースト」、徳島県産のさつまいもを食べて育った豚の「金時豚グリル」、徳島県産阿波牛で、生ハムとチーズを巻いた「カチョポ(カツレツ)」も見逃せません。シェフの木村重行さんは、イタリアン、フレンチ、和食のスキルも持つ経験豊富な料理人。グランドメニューの料理だけでなく、その日の仕入れに応じた季節メニューや、ときにはお客様の飲むお酒に合わせてソースを変えるなど、臨機応変なアレンジも提供しています。店名のBUENA VISTAとは、スペイン語で「眺めの良い」「絶景」を意味する言葉。開放的な窓からは町並みとともに天候や日差しの変化を眺めることができます。JR浜松町駅から徒歩1分の好立地ということもあり、ランチタイムには近隣に勤める人たち、ディナータイムには食事目的の人、お酒を楽しみたい人、さまざまな方々が楽しいひとときを過ごすために訪れます。

  • 基本情報



    店名 ブエナビスタトーキョー(BUENA VISTA TOKYO) 
    住所 東京都港区浜松町2-6-5 浜松町エクセレントビル ポンテせとうみ内2F
    電話 03-5843-7030
    営業時間 昼の部 12:00〜14:00(14:00 L.O.)
    夜の部 17:00〜23:30(L.O.FOOD 22:30 DRINK 23:00)土曜日は夜のみ営業
    定休日

    日曜・祝日ほか、不定休のため可能であればお店にお問い合わせください

    席数

    32席(カウンター7席含む)

    主な客層 近隣オフィスワーカー、目的客
    予算の目安 ランチ 1,000〜2,000円
    ディナー 6,000〜7,000円
    開業 2018年11月
    HP https://buenavista.tokyo/
  • 掲載内容は取材時点での情報であり、記事内容、連絡先、営業時間などが変更になる場合があります。
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