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【韓国料理】とんなら 2号店

【韓国料理】とんなら 2号店

（東京都／新宿区）

日本各地や海外から多くの観光客が訪れる新大久保は、東京の観光地として女性客を中心に人気のエリア。「とんなら 2号店」は、メインソトリートである大久保通りに面し、話題のメニューから定番の家庭料理まで味わうことができる韓国料理店です。「とんなら」は韓国語で“豚の国”の意味。サムギョプサルの専門店としてスタートした同店ですが、現在では多種多彩な韓国料理を楽しむことができます。

 
クローズアップメニュー


カムジャタン　（中）2,100円　（大）3,150円
カムジャタンは、豚の背骨とジャガイモをじっくりと長時間煮込んで食べる鍋料理です。「カムジャ」はジャガイモ、「タン」はスープの意味。長時間煮込むうちに、背骨に付いている肉がホロホロに柔らかくなったところを豪快にかぶりついて食べます。残ったスープは、炒めご飯（ポックムパッ）に。カムジャタンは、お酒とともに味わうだけでなく、飲んだ翌日の酔い覚ましスープとしても好まれるそうです。
技のポイント１
　

ひと手間かけて下味をつけた豚の背骨で味わいが広がる

カムジャタンの材料は、ジャガイモ、白菜、エゴマ粉、エゴマの葉、豚の背骨、スープ、長ネギ（写真左上から）。豚の背骨は、あらかじめカットされたものを水で洗い、韓国味噌、香味野菜で煮込み、薄く下味をつけておく。韓国味噌（テンジャン）は独特の香りがあり、煮立てるほどに風味が強調されると言われています。

 
技のポイント２
　

時間をかけて煮込んだコムタンに調味料を加えたスープ

スープは、コムタン（牛肉と内臓などを煮込んだスープ）に調味料を合わせたもの。調味料は唐辛子、にんにく、ダシダ（韓国の粉末調味料）、うま味調味料。コムタンは牛骨と水を1日以上じっくりと弱火で煮込んだものをストックして使い、3日に一度は新しいものに替えています。

技のポイント３

　
あらかじめ炒め煮にした白菜が奥行きのある味わいを作る
鍋に長ネギ、豚の背骨、ジャガイモ、スープを入れ、白菜をたっぷりのせます。白菜は、韓国味噌で炒め煮にし、手で裂いておく。白菜の味噌炒めは、かつては韓国の家庭料理のひとつで、キムチに使った白菜の外葉などを使っていたそうですが、近年ではあまり作られていないようです。最後にたっぷりのエゴマ粉、エゴマの葉で風味を加えます。
オススメメニュー１

ハーフ＆ハーフチキン　2,480円

鶏一羽の半身をフライドチキン、半身をヤンニョムチキンにした一皿。辛味を抑えてフライドチキンは、サクサクとしたクリスピーな味わいです。ヤンニョムは、揚げたてのチキンに甘辛のタレを絡めたもの。韓国のものは辛味が強いので、日本人向けに、マイルドな味に仕上げています。
 
オススメメニュー２
トッポキ　1,080円
韓国の餅「トック」を使ったトッポキは“餅炒め”の意味で、元は宮廷料理。甘辛く煮込んだものは庶民料理として一般に親しまれています。うるち米で作られた棒状の餅、「おでん」と呼ばれる練り物、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、ニラが入っています。お好みでチーズトッピング（プラス300円）も可能です。

オススメメニュー３
海鮮チヂミ　1,180円
エビ、イカ、アサリがたっぷり入った海鮮チヂミは、香ばしくカリッと焼き上げられています。このカリカリの秘訣は、生地に天ぷら粉を使い、氷水で混ぜることだそうです。このほかにキムチチヂミ、ネギチヂミ、ニラチヂミ、チーズお餅チヂミ、ジャガイモチヂミがあります。

 
  • お店紹介

    「今は韓国語と日本語だけですけれど、これからは英語のメニューも用意しなければなりませんね」と話す店長のマンボさん。

    　2010年7月に新大久保の通称イケメン通りに1号店をオープンした「とんなら」は、その名の通り豚肉料理サムギョプサルの専門店としてスタートしました。「とんなら 2号店」は大久保通りに面した立地で、モダンなインテリアとゆったりした空間の中で、店内のあちこちに設置されたモニターから流れる最新のK-POPを聴きながら食事を楽しめます。看板メニューの「生サムギョプサルセット」は冷凍ではなく、生の豚バラ肉を使っているので、鮮度と旨みたっぷりのおいしさが自慢です。さらにメニューは多彩で、鍋料理や一品料理、定食などが充実。ランチメニューは680円からと手頃な価格から、学生たちも多く訪れます。また、年々海外からの観光客も増えており、アジア圏だけでなくアメリカやヨーロッパの観光客が訪れるようになっているそうです。
    「とんなら2号店」では、大ブームになったチーズタッカルビだけでなくトッポキやチヂミなど、さまざまな料理にチーズをトッピングできるのも魅力です。韓国料理とチーズの組み合わせはさらに進化し、2019年の人気メニューはヤンニョンチキンとフライドチキンをチーズフォンデュで食べる「UFOチキン」。円盤型の鍋の真ん中にチーズが入って、揚げたてのチキンをトロトロのチーズに絡めて食べるスタイルが新大久保で話題になっています。
  • 基本情報


    店名 とんなら 2号店
    住所 東京都新宿区百人町2-1-1 K-PLAZA 1号館
    電話 03-6233-8287
    営業時間 11:00～深夜01:00（ラストオーダー 24:00）
    ランチタイム　11:00～16:00
    定休日

    年中無休
    席数

    106席
    主な客層

    近隣の学生、会社員、各国の観光客
    予算の目安 ランチ 680〜1,800円
    ディナー 2,000〜3,000円
    開業 2011年12月
    HP http://www.dongnara.com
  • ※掲載内容は取材時点での情報であり、記事内容、連絡先、営業時間などが変更になる場合があります。