こく味調味料HS-100/BS-100

  • こく味とは?

    消費者のライススタイルが多様化する中で、加工食品を中心に、簡便・本格化などの要望は近年ますます高まっており、おいしさを表現するキーワードとして「こく」が重要視されています。弊社では、特に本格調理の煮込み料理や発酵・熟成食品で感じられる「こく」を「こく味」として研究開発を進め、こく味を「持続性があって厚みのある強い味とフレーバー」と解釈し、様々な課題を解決できる「こく味調味料シリーズ」を提案しています。

調理した時の「こく」を再現できるこく味調味料。

HS-100は独自のこく味素材によりパンチの効いたこく味を付与、BS-100は調和の取れた甘味とこく味を付与します。

  • 用途
    HS-100:カレー、シチュー、各種ラーメンスープなど
    BS-100:シチュー、ホワイトソース、味噌汁、各種ラーメンスープなど
  • おすすめ業態
    めんつゆ、即席麺、畜肉加工品、冷凍食品、スナックシーズニング、惣菜、レトルト食品等
  • 荷姿
    1kg×10袋/ダンボール箱、10kg×1/ダンボール箱

「こく味調味料100シリーズ」の特長

    • 長年のミートフレーバーの研究から見出した、食品の味に厚みを持たせる「ピラジン類」と味に持続性を持たせる「ペプタイド」がキー成分です。
    • 特に「ピラジン類」の機能に着目して開発した「こく味強化たん白加水分解物」をベースとした汎用型配合調味料です。
    • 100シリーズは、長時間加熱したようなこく味(厚みや煮込み感)を付与します。
    • 「HS-100」は、パンチの効いた強いこく味を付与します。「BS-100」は、調和のとれたマイルドなこく味を付与します。
    • 低塩や薄味の惣菜などチルド温度帯でも強いこく味を発揮します。
    • こく味の付与以外に食肉製品や水産製品のオフフレーバーのマスキングにも効果があります。

こく味調味料100シリーズの使用例と添加効果

HS-100の使用例と添加効果

食品名 調味効果 添加量目安
カレー 味に厚みを付与し、スパイス感を引き立てパンチのある味に 0.2~0.3%
ミートソース・ビーフシチュー トマトの酸味が効いた、厚みのある味に
めんつゆ 醤油感の引き立った、厚みのある味に
ラーメン 醤油:パンチのある風味が醤油感を引き立て、厚みのあるスープに
とんこつ、塩:スパイス感が引き立ちシャープな味質のスープに
焼き肉のたれ 醤油感を引き立て、スパイス感が効いたパンチのあるたれに
キムチ 甘うま味が強く、辛味が引き立ったパンチのあるキムチに

BS-100の使用例と添加効果

食品名 調味効果 添加量目安
ビーフシチュー 甘味とうま味を強め、トマトの酸味を抑えたマイルドなソースに 0.2~0.3%
ホワイトソース 厚みと甘味で底上げされた、マイルドなソースに
味噌汁 甘味とうま味が調和した、濃厚感のある味噌汁に
麻婆ソース こく味と甘味が付与され、辛さが抑えられマイルドなソースに
とんこつラーメン 厚みと甘味のある濃厚なスープに