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(東京都/新宿区)
オーナーシェフのハサン・ウナル氏がトルコから来日したのは約30年前。そして、日本で初めてとなるトルコレストランを新宿でオープン。本場のトルコ料理の味を日本に広めた功績も大きい。トルコは、ヨーグルト発祥の地と言われており、トルコ料理ではヨーグルトがふんだんに使われます。日本でヨーグルトといえば、朝食やデザートのイメージが強いですが、トルコでは、夜にヨーグルトを食べて眠りにつくと、体がきれいになり、疲れが取れるといわれています。今回は、本場のシェフが作るヨーグルトを使ったトルコ料理をクローズアップ!
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クローズアップメニュー
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ボスポラス ヨーウルト ケバブ/特製ラム肉 ヨーグルト ケバブ 1,890円(税込)
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粗みじん切りしたタマネギに塩を振ってオリーブオイルで炒める。次に、ピーマン、バジリコ、生パセリとスライスしたニンニクを加え、さらにざく切りしたトマト、胡椒、一味唐辛子、クミンを加える。最後に、小さめに切ったラムのもも肉を投入して炒めた後、トマトペースト、トルコ産の唐辛子を入れて少し煮込む。
同時に、別のフライパンで、なすの素揚げを作っておき、炒めた野菜とラム肉に合わせてさっと炒める。
耐熱皿を直接火にかけ、炒めた具材を盛って加熱。一煮立ちしたら出来上がり。仕上げに、ヨーグルトソース、オレガノ、スパイスのきいた溶かしバターをかける。
オリーブオイルを使ってじっくり炒めた野菜と、さっと火を通した肉のうま味に、塩分のあるヨーグルトソースがバランスよく絡む。野菜たっぷりの優しい味がうれしい。
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お店紹介
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オーナーシェフ ハサン・ウナル氏
小さいころからシェフになろうと思っていたハサン・ウナル氏。トルコでレストランを開いていたが、日本人女性と結婚した友人から「日本でトルコレストランを一緒にやろう」という誘いを受け、1987年に来日。新宿で日本初となるトルコ料理店を開店した。
当時、トルコ料理の認知度は低く「開店した当初、半年くらいはほとんどお客様がいなかった」という。そんななか、「日本人にトルコ料理を少しでも知ってもらいたかった」というハサン氏は、店先でトルコ料理の説明を熱心にしながら料理を作り続けた。
そうしたハサン氏の熱意が通じ、雑誌等に掲載されたこともあり、1年後にはお店とともにトルコ料理の認知度もかなり高まった。1993年に独立し、同じ新宿にて自らの店「ボスボラス ハサン」をオープン。本場の味が食べられるトルコレストランとして屈指の人気店となった。
ハサン氏は、シェフとして料理も作るし、ホールにてサービスもする。「手間をかけて、本場にこだわったおいしい料理を自分で作って、心をこめてサービスをすればお客様はちゃんと来てくれる」。来日当時の想いは30年後のいまも変わらない。
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基本情報
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店名 |
ボルボラス ハサン 新宿店 |
住所 |
東京都新宿区新宿3-6-11 第一玉屋ビル2F |
電話 |
03-3354-7947 |
営業時間 |
昼:11:30~15:00
夜:17:00~23:30
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定休日 |
年中無休
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席数 |
54席
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主な客層 |
平日はビジネスパーソンが多いが、休日はゆっくり食事を楽しむ幅広い客層。
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1日の客数 |
昼 休日/50〜60名位
平日/20〜30名位
夜 50〜60名位 |
予算の目安 |
昼 1,000円 夜 4,000円位〜 |
開業 |
1993年3月 |
HP |
http://bosphorushasan.com |
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