(東京都/港区)
写真左からホールの長島さん、シェフの松本さん、統括料理長の藤本さん、キッチンの川路さん、ホールの加藤さん。「モツ料理の幅広さをもっとたくさんの人に知ってもらいたい」と語る。
モツ料理をメインに扱うイタリア料理店“トリッペリア”というユニークなスタイルで人気の東京・茅場町の「オステリア ウネット」。その2号店となる「ビストロ ソングラム」ではモツ料理をメインに扱うビストロとして2012年5月にオープンしました。開業から10年目を迎えますが、現在はモツ料理と炭火焼き肉料理の二枚看板を打ちだしてますます人気を高めています。
日本ではあまりポピュラーではありませんが、モツを使ったフランス料理は多数あります。ソングラムでもモツのソーセージであるアンドゥイエットから着想した「モツ入り極太ソーセージ」やタブリエ・ド・サプールをアレンジした「トリッパカツ」といった伝統料理をベースにした料理も揃えていますが、誰でもわかりやすいストレートな料理名に替えて親しみやすさをアピールしています。
ランチタイムは今回取り上げた大人のモツナポリタンなどパスタ6品を提供。小盛160g、並盛220g、大盛300g、虎ノ盛400gと麺の量が選べるスタイル(虎ノ盛のみ+100円)で、お腹いっぱい食べたい近隣ビジネスパーソンに人気です。大人のモツナポリタン以外のメニューも、激辛トマトソースの「カレッティエラ」850円や、豚挽き肉を白ワインとハーブで煮込んだ「定番!白いミートソース」900円など個性派揃いです。 昼夜ともユニークな料理と豪快なボリュームばかりが目立ちますが、料理はどれも仕込みから手間ひま掛けた本格派。メンチや煮込み料理に使うあめ色玉ネギやブイヨンは自家製、主力のモツも茹でこぼしたあとに柔らかく煮込むなど下処理も丁寧に行っています。現在は牛レバーやハツは岩手県産短角牛のものを直接仕入れるなど独自の仕入れ先の開拓にも注力しており、高品質な料理をリーズナブルに食べられることも高評価の理由です。
70種類以上を揃えるワインがドリンクの主力。モツ料理に合うボトルワインも3,200円から用意しています。2017年3月には「ビストロ ソングラム新橋店」をオープン。ますますモツ料理ファンを増やしています。
店名 | ビストロ ソングラム 虎ノ門本店 |
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住所 |
東京都港区虎ノ門1-12-5 第二土橋ビル1F |
電話 | 03-3504-8101 |
営業時間 | 11:30〜14:00(13:30L.O.)、17:30〜23:00(22:00フードL.O.、22:30ドリンクL.O.)※平常時(感染状況により変動あり。正しくはお店にお問い合わせください) |
定休日 |
土・日・祝日 |
席数 |
29席 |
主な客層 | 近隣会社員、カップル、外食好きの30代〜50代男女 |
予算の目安 | ランチ940円、ディナー5,500〜6,500円 |
開業 | 2012年5月28日 |
HP |
https://www.facebook. com/Bistro100g/ |