(東京都/渋谷区)
「これからは全国の人に阿波や壱兆の味を伝えていきたい」と語る、田中嘉織さん
「阿波や壱兆」は、徳島県出身の店主・田中嘉織さんが2009年7月8日に東中野にオープンさせたそうめん専門店。数多くの常連客に愛された、創作そうめんで有名なお店です。
田中さんがそうめん専門店を出してみたいと考えていたのは、上京したばかりの19歳の頃だったそう。専門学生の友人たちにそうめんを地元の食べ方で振る舞った時、「またあのそうめんを食べたい」と言われたこと。また、炎天下の中、信号待ちをしていた汗だくのサラリーマンを見て、「この人たちに冷えたそうめんを汁ごと飲ませてあげたら、きっと生き返るのではないか」といったエピソードが原体験になっているといいます。
そして、20年後についに念願のそうめん専門店「阿波や壱兆」がオープン。しかし、当時は「そうめん」を主体にする飲食店は珍しく、家族や知人など、ほとんどの人から“経営は難しいのではないか?”と言われていたといいます。開店から3年間はアルバイトを掛け持ちしつつの経営ながら、着実に常連客を増やしていった田中さん。ひとりのお客さんでも「美味しい」と言ってくれることを励みに、“絶対に成功できる”といった思いから日々努力し続けたといいます。
当時、常連のお客さんの中には週4回以上通われる方も多く、“飽きずに毎日食べてもらいたい”という思いから日替わりメニューに着手。半田そうめんは太麺でコシがあることから、「温・冷」問わずに美味しく食べることができるほか、具材に負けない力強さもあることがアレンジしやすい特徴です。
カレー味、トムヤムクン味、スンドゥブ味など、さまざまなメニューにチャレンジし続けたそう。
結果、お客さんも日替わりメニューを楽しみに訪れるようになり、これをきっかけにさまざまな創作そうめんが誕生。今やなんとそのメニュー数は500を超え、自分でも数えることができないほどの数になったといいます。
そんな多くの方に愛され続けられた「阿波や壱兆」ですが、2021年8月にひと区切りつける意味でも閉店。現在は、新宿のシェアキッチンを拠点に、デパートの催事へ出店するなど積極的に活動の場を広げています。
また、2022年7月15日(金)からは、2022年8月14日(日)までの期間限定(延長あり)で、カップそうめん専門店「SO.WA.香」を新大久保のシェアダイニングに出店しました。
店名 | 阿波や壱兆 |
---|---|
住所 |
東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿小田急ホテルセンチュリーサザンタワー19F 「スカイ レストラン デコレーション キッチン」内 |
電話 | 03-3376-1230 |
営業時間 | [水~日]11:00~15:00(L.O.14:30) |
定休日 |
月曜・火曜(2022年7月末まで) [月~金]11:00~15:00(L.O.14:30)17:00~23:00(L.O.料理22:00、ドリンク22:30) [土・日・祝]11:00~23:00(L.O.料理22:00、ドリンク22:30) |
席数 |
100席 |
主な客層 | 近隣オフィスワーカー、目的客 |
開業 | 2021年5月12日 |
HP |
https://awayaicchofun.blog.fc2. com/ |
その他 |
ネットショップ https://awayaicchou.thebase.in/ https://twitter.com/awayaicchou https://www.instagram.com/ awayaiccho/ https://facebook.com/Awayaicchou |